編入体験談13

1、お名前またはハンドルネーム

コウノトリさん

2、受験された大学・学部・学科（合格・不合格はその後ろに○か×で、また不受験は△で表記しています。）

大阪市立大学理学部生物学科×

新潟大学農学部生産環境科学科生態環境科学コース○

3、編入学試験の時期

大阪市立大学理学部：7月中旬

新潟大学農学部：11月初旬

4、編入するもしくは編入された大学・学部・学科

新潟大学農学部生産環境科学科生態環境科学コース

5、出身校（学校・学部・学科・専攻）と編入学試験を受験された時の学年

某私立大学工学部生物工学科の一応3年（2年終了後、休学）

6、編入しようと思った理由

このまま今の学問を将来の職にしようとは思わなくなり、

ちゃんと考え直す為に休学。

しだいにやりたい職業が見つかり、

今の大学では十分に学べない為、

編入しようと思った。

あとは私立の学費が高かったから。

7、編入に関する情報はどのようにして集めましたか？

このHPも含めて、

目に入った編入学に関するHPは片っ端から見て、

掲示板も活用。

掲示板を通して過去に試験を受けて合格された方のアドレスを聞いて、

それからはその人にかなりアドバイスをもらいました。

本屋でも編入に関する本は読みましたが、

HPにも書いていることばかりで役には立っていません。

8、各科目の勉強方法

＜大阪市立大学＞

大阪市立大学は受かってないし、

あまり勉強もしていなかったので書きません（＾＾；）

＜新潟大学＞

○英語：

速読英熟語を中心に勉強。

専門用語は、

とにかく環境や食品関係の記事の載っている雑誌や、HPを読みました。

雑誌→National geographic , Time, Imidas2005 など。

HP→アメリカのYahooで日本のニュースを読む。

同じような記事が日本のYahooにあるので、

自分の訳が正しいか確認してました。

英作が出る可能性もあったのですが、

私の周りに添削出来るほど英語が出来る人はいなかったので、

「教えてgoo!」の“英語”という掲示板で、

皆さんにお願いしました。

親切に教えていただいて、

かなり参考になりましたよ＾＾

○専門科目：

新潟大学は過去問と同じ問題が出る確率が高いので、

過去問をよく読みました。

自分の希望コースのシラバス（1～2年生の分）を参考にして、

その部分だけを「生態学キーノート」と生態学の辞書を使って、

勉強しました。

9、過去問題は公開されていますか？　またどのようにして閲覧できますか？

過去問は郵送してもらいました。

10、受験された試験の形式・内容

＜新潟大学＞

○英語：

3問出ました。

多分1問目が食料問題の全訳、

2問目が英文を元に食品ピラミッドを完成させる問題、

3問目がダム建設の部分訳のような感じだったと思います。

今年は英作が出ませんでした。

○専門科目：

今年から形式が変わりました。

去年までは多分、

「植物生態学、動物生態学、保全生態学の3問から2問選択」だったと思うんですけど、

今年は保全生態学だけがどーんと出ました。

選択権なし！

内容は1～2年のシラバス通りです。

○○について○○文字以内に説明せよ！というような問題が半分をしめており、

焦りました。

○面接：

1．出身大学、氏名

2．志望動機

3．以前の大学で何を学んだか？

もしくは印象に残っている授業は？

4．あんまり覚えていませんが、

「生物多様性の調査をする時に調べる種は…？」みたいな問題だったと思います。

答えはアンブレラ種なんですけど、

「キーストン種です！」って応えて教授陣は半笑い…汗

慌てて「すみません、アンブレラ種です！」と言ったら、

「キーストン種とアンブレラ種の違いは？」と聞かれ、

うろ覚えの知識で違いを説明しました。

その後「なぜアンブレラ種を調査するといいの？」と聞かれ、

自分なりの考えで答えました。

5．日本海側でよく見られる木の種類を3つと、

それらはどこらへんに育っているか？

私：「ブナとマツと…もう1つはわかりません。」と言ったらまた半笑いの教授陣。汗

教授：「どこに生息してるの？」

私：「ブナは…ブナは…。」と言っていたら、

一人の教授が助け船をくれ、

なんとか答えられました。

教授：「マツって何マツ？」

私：「クロマツです。生息場所は海岸沿いによく見られます。」

教授：「それは自然？　人工？」

私：「人工だと思います。」

教授：「何の為に植えられてるの？」

私：「風を遮る暴風壁のような役割の為です。」

教授：「残りの1本は何か思いつかないかなぁ？　日本海側じゃなくてもいいから知ってる木を言ってごらん。」

私：「イ…イチョウ…」教授陣半笑い。

教授：「自然？　人工？　何の為に植えられてるの？」

私：「人工で、街路樹に景観の為だと思います…汗」

6．編入しても2年で卒業出来ない可能性はありますが大丈夫ですか？

7．他にどこを受けましたか？

8．この大学はどのように情報を得たのですか？

11、これから受験される人に向けてアドバイス

面接は15分ほどですが、

多分生物系と植物系の口頭試問が1問ずつ出ます！

自己採点で、

英語は70～80点ほど、

専門は出来たのか出来なかったのかが全く想像出来ません。

面接は4と5以外は上手いこと答えられました。

4と5が出来なかったし、

予想では50点満点中20点かなぁ…。

私は専門と面接で落ちたと思いましたが、

なんとか合格出来ました。

試験は全て基礎的なことで、

同じ畑から編入を目指す人には、

簡単かもしれません。

私は違う畑からの編入だったので苦労しました。

とにかくテストの白紙は辞めましょう！

面接も何か答えましょう！

テスト前はみんな同じだけ不安を抱えているはずです。

「こいつらより私の方が頭いいに決まってる！」ぐらいの意気込みで行きましょう。

受験はスーツの人ばかりでしたが、

髪の色は茶色の人もけっこーいました（私も茶髪）。

自分で計画をたてて勉強しにくい人は、

予備校を使ってもいいと思います。

私は独学だったため、

様々な誘惑に負けていて、

テスト1ヶ月前に慌てて死ぬほど勉強しました（朝起きてから寝るまで）。

独学は自分との戦いで不安な毎日だったんですけど、

HPや掲示板は大変参考になり助かりました！

今度は私の経験が誰かの役に立てばと思い、

長々と投稿しました（＾-＾；）

合格した自分を想像して頑張って下さい！

自分の好きな勉強が出来るって凄く楽しいことですよ！